荒川の清流。そして、土木遺産を巡る
〜荒川流域の砂防堰堤群を訪ねて〜
荒川は、奥羽山脈が水源。 丘陵地、小河川と合流しながら福島市街地の南側で阿武隈川に合流します。この間、流域には33基の砂防堰堤が築造されています。古くには明治33年に福島県が事業に着手し、昭和11年からは荒川第1砂防堰堤の国による整備が始まりました。
歴史的な築造物は、有形文化財・選奨土木遺産に多く指定されています。このような土木遺産が多い荒川は市民が交流する場でもあります。荒川を周遊できる散策路と土木施設への案内板も整備されています。
旧霞堤や水防林等の歴史施設を歩いて知ることができます。古くから国土を築き、人々の暮らしを支えた技術。皆さんも温故知新への探訪は如何ですか。