琵琶湖・淀川の水をコントロールする施設を見てみよう
瀬田川洗堰、水のめぐみ館アクア琵琶
「瀬田川洗堰」は琵琶湖から唯一流れ出る瀬田川に、下流の淀川の洪水防御のために明治38年に設置された施設で、現在の堰は昭和36年に設置された二代目です。現在は、琵琶湖周辺の洪水防御、琵琶湖の水位維持、洗堰下流の淀川の洪水流量の低減及び流水の正常な機能の維持、水道用水及び工業用水の供給を目的として琵琶湖の水位管理を行っています。洗堰と共に琵琶湖河川事務所内にある操作室も見学できます。
「水のめぐみ館 アクア琵琶」は、琵琶湖の水位管理を行っている瀬田川洗堰の歴史や役割、琵琶湖総合開発事業とその成果、工事の最盛期を迎えている天ヶ瀬ダム再開発事業、野洲川洪水浸水想定区域等ソフト対策を模型やタッチパネルを用いて紹介しています。また、大雨が体験できる人気の「雨たいけん室」や「学習映像上映」「出前講座」を通じて広く情報発信を行っており年間約3万人の皆様にお越し頂いております。